保全利用協定が県知事認定されました|宮古島でウミガメシュノーケル&体験ダイビング | 初心者、ファミリー歓迎♪マリンサポートタイド・宮古

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保全利用協定が県知事認定されました

 
  • パンプキンホールツアー

パンプキンホール(保良クバクンダイ鍾乳洞)において洞内の環境保全はもちろんのこと、歴史や地域文化など学術的価値を理解し、定められたルールを遵守してツアーを通しツアーご参加いただく皆さまに周知させて頂き、海・陸の豊かな自然を守り続けています。

 
そこで、今日は皆さまにご報告があります!!

 
この度、皆さまをツアーでご案内しているパンプキンホール(保良クバクンダイ鍾乳洞)および周辺海域に沖縄振興特別措置法第21条第5項の規定により保全利用協定制度が令和4年8月22日付で県知事認定されました。

保全利用協定
 

保全利用協定とは何ぞや??

わかりやすく言いうと、
「鍾乳洞とその周辺の海の環境を守ることを前提としたルールを遵守し、利用させて頂く」
と言ったものになります。

 
意外なことに、宮古島にはいくつもビーチガありますが
そこには海の利用に関するルールがないのが現状なんです。

 
 
「熱帯魚に餌付けしない」
「サンゴの上に立たない」

といった言葉はよく見たり聞いたりすることは多いかと思いますが、
これは一人ひとりのモラルに頼っているだけで、実際にはルールや条例が定められていて守らないと罰則があるといったワケではないのです。

 
ここ数年で宮古島の人気は右肩上がりで海もキレイで島の周辺ではマリンレジャーが盛んになっているにも関わらず、海に関するルールが1つもないことで島のあちこちの海域やビーチではトラブルが起きているんです。
そのトラブルに直接的に影響を受けているのがサンゴ礁や熱帯魚など海の生き物たちなんですね。

 
この現状が続いていくと、僕たちの代だけじゃなく次の世代である子や孫に宮古島のこのキレイな海を残してあげることができない-

 
 
その課題を解決するために、まずは保良泉から少しづつ保全活動や常識のある海遊びが広がっていくことを願い、パンプキンツアーを開催している事業所と連携して組合を発足させ、地域の保良自治会や宮古島の観光協会、漁業組合、もちろん宮古島市や沖縄県の方々皆さんからのお力添えも頂きながら数年間、事業所会として一丸となり取り組んできました。

コロナ禍前からの地道な取り組みが結実し、この度晴れて宮古島では初となる海域利用の「保全利用協定」が保良地区で認定され、沖縄県知事のお墨付きを頂いた「海のルール」が出来ました!


 
 

お店選びも、大切な環境保全に繋がります

この「保全利用協定」が確立されたといっても宮古島に来島される皆様に認知されていないので、次のステップはこの新たに出来た「海のルール」を広く知ってもらうこと!
あとは、いくら県知事認定を受けた「海のルール」であっても罰則規定や条例がないので、ルールを守って頂けない事業所に対しての注意喚起が今後の課題です。

 
すごく残念なことにこの「海のルール」を守って頂けない事業所が居るのも事実。

ルールを守らず、
サンゴ礁の上を歩いて鍾乳洞ツアーを開催している事業所もいれば、
鍾乳洞内は御嶽(ウタキ)と言って、地域の大切な拝所になっている事から鍾乳洞内は動画含め写真撮影も一切禁止になっているのにも関わらず、パシャパシャ撮っている事業所もいます。

実はこの上記の行為はルール違反になります。

 
そこで、ここで一つ皆様にご協力頂きたいことがあります!!
お店選びも、大切な環境保全に繋がります。

宮古島旅行で来島されてパンプキンホールツアーをご検討される際には、保全利用協定締結事業所の中から選定頂けると嬉しいです。

 

保全利用協定締結事業所

保全利用協定締結事業所

 
私たちマリンサポートタイド宮古並びに保良鍾乳洞協会は地域自治会・沖縄県自然保護課・宮古島市と協定を結び、ルールを遵守し利用しています。
パンプキンホール(クバクンダイ鍾乳洞)および周辺海域(ボラガービーチ)は、後代に継承すべき宮古島の大切な観光資源です。

まずはこの小さな保良泉ビーチから、宮古島全体へ広がっていくように-
皆様のご理解とご協力をいただけると嬉しいです!

 

知ってほしい、守ってほしい「海のルール」

パンプキンホール(クバクンダイ鍾乳洞)のツアーに参加するにあたって、
特に知っていていただきたい、守っていただきたい「海のルール」をご紹介します。

【安全管理】
・カヤックを使用し案内をするガイドはカヤックの資格取得者でなければならない。
・漁場である外洋付近には近づいてはならず、選定したコースを通らなければならない。

【海域の保全】
・サンゴの折損、破壊を防ぐ為、海中を歩いて鍾乳洞へ行く行為はしてはならない。
・カヤックは選定、指定された場所に係留しなければならない。

【鍾乳洞の保全】
・鍾乳石、粘土層(クチャ)など鍾乳洞内は一切、触らない。また持ち出さない。
・鍾乳洞の一日の最大利用人数は締結事業者すべて合わせ最大80名までとする

【文化への配慮】
・保良地域の御嶽(うたき)である為、写真撮影は出入り口付近のみ許され 上段以降から鍾乳洞内部にかけては神聖な空間の為、撮影を禁止する。
・鍾乳洞内は地域の神聖な拝所として配慮し、大声を出す行為、また出入り口付近で 飛び込みをするなどの騒がしい行為をしてはならない。



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